ダイエットや健康目的でランニングをする女性も多いですよね。腹筋を鍛えたりヒップトレーニングで筋トレに励んだり方法はさまざまかと思います。
私は毎日3〜5キロのランニングを行っていますが、ランニングと聞くと脂肪を落とすイメージがありませんか?私も走っている理由は脂肪を落としたい!それだけで走ってます。
ですが別の意見で「走りすぎると顔がたるむ?」などの声があるそうですよ。実際に走ることで本当に顔がたるんでしまう原因になってしまうのか、今回はエステティシャン歴15年のプロ目線からしっかり解説したいと思います!
そもそも顔がたるむ原因とは?
顔がたるむ原因は大きく5つの原因が挙げられます。
- コラーゲンの減少によるハリ不足
- 表情筋の衰え
- 姿勢の悪さ(スマホ首)
- 紫外線による光老化
- 睡眠不足・ストレス
全て当てはまる訳ではないかもしれませんが大きく分けるとこの5つが代表的な原因と言えます。皮膚の弾力を保つコラーゲンが減るとお肌はたるんだ印象になりますし、在宅ワークや長引いたマスク生活などで表情筋を使うことが減り、頬や目元の筋肉の衰えからフェイスラインや目元のたるみに繋がりやすくなります。
光老化は誰でも普段から気をつけるべき大事な対策ですが、老化の原因の約80%を占めると言われる光老化はお肌の弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンを破壊してしまう為、毎日の徹底した日焼け止め対策が必須です。
ランニングで顔がたるむ原因は?「ランナーズフェイスの真相」
ランニングの際に重力と振動の反復によるゆるみが顔のたるみの原因となる事があります。
顔にも靭帯(リガメント)が存在し、皮膚と骨、皮膚と筋膜の間をつなぎ留め皮膚や脂肪がずり落ちないように支えています。それぞれ真性靭帯(トゥルーリガメント)、偽性靭帯(フォルスリガメント)と呼ばれています。
ランニングの振動でこのリガメントがゆるむと、皮膚を支えることができなくなるため下に皮膚が下がり、ランニング中に浴びる紫外線の影響で光老化を起こしてシワやたるみ、輪郭の崩れに繋がるという事なのです。
美しさを保つための運動であればウォーキングや早歩きでも十分です。スッキリ気持ちが良いので走りたい人は1日おきに1日3キロまでに抑えるようにしてみましょう。汗で日焼け止めが流れても良いように、早朝か夜の紫外線が少ない時間に走るのがオススメです。
対策と顔痩せ効果を上げるランニング法!
ただ走ってるだけでは効果が半減してしまいます。幾つかのポイントを意識して走るだけでたるみとは逆の顔痩せの効果が期待できるので是非参考にしてください!
【姿勢をまっすぐ伸ばし、軽くアゴを引く】
猫背だと顔の筋肉がゆるむため、顔痩せ効果が得られないどころか、たるみを引き起こしてしまう原因になります。背筋をしっかり伸ばし、アゴは軽く引いた状態で走るように意識しましょう。私はこの走り方を意識し始めるようになってから、顔から首にかけてのスッキリ感を感じるようになりました!とっても嬉しい効果ですし、走り方のフォームだけでこんなに差が出るならきちんと情報を知っておくのは大切だなと改めて思いました。前かがみの前傾姿勢で道ばかりを見て走るのではなく、正しい姿勢で走る意識をしてみましょう。
【肩甲骨を意識しながら、腕を振って走る】
肩甲骨を動かすことで血液やリンパの流れが良くなり、むくみが解消されやすくなります。また肩甲骨周りにある褐色脂肪細胞が刺激されて、脂肪燃焼効果がアップされます!これはエステ業界でも必ず出てくるワードで「痩せたければ褐色脂肪細胞を刺激しろ!」と良く言われました。なので全体の巡りを良くするのもそうですし、ダイエット効果もアップするので肩甲骨の意識は大事です。この意識をランニング中に取り入れるようになってから背中のお肉がスッキリしてきましたよ!
まとめ
走ると顔がたるむ原因と対策についてお伝えさせていただきました。走り方の意識や走る日数、時間帯の調整で避けられる事が多いのが簡単で実践しやすいですよね。ランニングがダメな訳ではなく適度に正しい方法で取り入れさえすれば、たるみの悩みもなくなるかと思うので、美しさキープの為にぜひ今回の内容を取り入れて試してみてくださいね。
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